挿入時に使うローションを正しく理解できている?
セックスにも多様性を見出す時代。必ずしも挿入が必要なわけではありませんが、やはりスタンダードはプレイにおいて、挿入行為はなくてはならない行為ですよね。
挿入する穴は膣にアナルそれぞれ異なりますし、ペニスに加えてアダルトグッズを利用するのもよくあるパターン。
女性が性的に興奮していれば、即挿入もOKと単純に考える方もいますが、女性の身体を第一に考えると挿入時に潤いを付加し、性交時の不快感解消も考慮すべきでしょう。
挿入時にローションを塗ることで、挿入がスムーズになり性交痛を軽減するといわれていますが、このローション塗布の理解について誤解をしている男性は少なくありません。
ローションというと某有名アダルトローションが頭に浮かびますが、基本的に粘膜部位に利用すべきものは潤滑ゼリーやルブリカントと呼ばれているタイプ。
一方で粘膜ではなくマッサージなどの用途として、ボディー全体に利用されるものをローションとして分類している点には注意が必要です。
セックス時のローション利用は、エロティックなマッサージや性感帯開発などの愛撫を中心としたフィジカルコミュニケーション時にその効果を発揮します。
本題となる挿入時に使用すべきはもちろん前者。潤滑ゼリーはヌメリが弱く乾燥しにくい、そして性別問わず利用できる側面から分かる通り、挿入時に適した働きが自慢です。
似たような用途で利用されるため、両者を一括りにしてしまう方が非常に多いので注意が必要ですよ。
ローションをどう捉えるか、正しく理解しているのかによって、挿入時に利用すべきか否かは異なってきますが、果たして本番インサート時にはローションを使うべきなのでしょうか?
挿入時にはローションではなく潤滑ゼリー利用を推奨!
前項でお話したように、それぞれ別の用途でローションや潤滑ゼリーは使われるべきなんです。
結論からいってしまうと、挿入時にはマッサージに適したローションの利用は不向きであり、グリセリンを主体とした粘膜使用に問題のない潤滑ゼリーを利用すべき。
くどくなりますが、あまり表記を見ずにアダルトコーナーの製品を購入してしまうと、利用目的にそぐわないものを意図せず利用してしまうこともあるので要注意!
前述のように我々男性陣は、女性の身体が濡れていれば挿入の妨げになることはないし、ペニスを受け入れる準備も整っているのだと自己判断しがち。
しかし、実際はホルモンバランスや互いの性器サイズの相違、加齢による不感症、病気など複数の要因により、挿入時に痛みや圧迫感を感じる女性も少なくないんですよ。
そして女性も男性のピストン運動にあわせ、空気を読んだ演技をすることも多く、その不快感を男性側に伝えることは難しいとの声も多く報告されています。
そんなリアルを考慮すると、やはり挿入時には潤滑ゼリーの使用を強く推奨いたします。ローションを間違えて塗布してしまうと、その性質上水分が失われがちで逆に患部が乾いてしまったり、性病リスクが高まる危険性もあるので要注意ですよ。
男性側はなぜ膣の潤いが不十分なのか、スムーズな挿入ができないのかという根本的理由を把握するのがどうしても難しくなります。
前戯、テクニック不足など男性側の落ち度では片づけられない解決の困難さがあるため、複雑な女体のメカニズムを理解した上で、十分な潤いを率先して塗布するべきです。
基本的にコンドームと一緒に利用してもなんら問題はありませんし、男性は挿入時の滑りの良さを実感し、女性側は性交時の痛み緩和を享受します。
潤滑ゼリーもローションも同様ですが、塗り過ぎないこと、そしてそれぞれの女性の膣の具合を見た上で、臨機応変に塗布量を変えていきましょう。
なお、潤滑ゼリーについては粘膜用なので、挿入する一歩手前のタイミングで使用すべきです。利用するタイミングを間違えてしまうと、いざ挿入というときに乾いてしまう恐れがあります。
基本的に潤滑ゼリーは安全性に問題はなく、アレルギーテストをパスしたものなので、肌が弱い方にも安心して塗布可能です。
まとめますと、女性の挿入時におけるストレスを軽減するためにも、日常的に潤滑ゼリーは利用すべきといったところでしょうか。
そしてローションとの違いを理解し、用途に合わせた正しい使い方をしていきながら、セックスライフの向上へ繋げていきましょう!
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